HOME解剖生理 > 腎臓の働きと構造

腎臓の働きと構造

腎臓の構造

腎臓

腎臓は左右130gくらいで、そら豆のような形をしている。
腎臓の実質は皮質と髄質にわかれている。 腎皮質は外側、腎髄質は内側にあり、十数個の円錐状に分かれている。 腎皮質・腎髄質の中では、腎小体と尿細管があり、運ばれてきた血液から尿を生成していて、その生成された尿は、集合管から腎杯→腎盂→尿管へと運び出される。

尿がつくられる仕組み

尿は、腎小体と尿細管で作られているのだが、この2つを合わせてネフロンと呼ばれている。
ネフロンは左右の腎臓に合わせて200万個あり、実際に機能しているのは、10%の20万個程度だが、この腎臓の中にある20万個のネフロンを使って、私たちが排泄している尿、1日約1.5Lが生成されている。
このネフロンの働きは、血液からのろ過と再吸収の大きく2段階に分けられる。

1、糸球体で、血液から原尿をつくる

ネフロン

腎小体の中にある糸球体という毛細血管が糸のように集まったところで、血液がろ過されて1日200lの尿(原尿)が作られる。

腎小体からは、輸入細動脈と輸出細動脈が出入りしていて、ここから糸球体に繋がっている。 糸球体で濾して出来た原尿はその後、糸球体の周りの袋(ボウマン嚢)からから尿細管極から近位尿細管へと送られていく。

2、尿細管で再吸収と血圧の調整

近位尿細管への送られた原尿はここで、半分以上がそこで再吸収され、含まれる栄養分がほとんど回収される。 中間尿細管は、主に水分が吸収される。

遠位尿細管では、副腎皮質から出されるアルドステロン(血圧を上げるホルモン)が作用して、Naの再吸収を促進し、体内に塩分を蓄積する。このときNaと交換でKが尿中に排泄される。NH3やHも遠位尿細管で尿中へ排泄される。
また、輸入細動脈と輸出細動脈、遠位尿細管に接して傍糸球体装置というものがあり、ここからレニンという物質が出される。
レニンはアンギオテンシンを作り、平滑筋収縮(血管収縮)させるほか、アルドステロンの分泌も促進し、血圧を上昇させる。 この働きは、血圧上昇でろ過に必要な血圧を調整するのに必要であるが、時として高血圧の原因になりうる。

集合管まで来ると、下垂体ホルモンのバソプレシン(血圧を上げるホルモン)の働きによって尿中の水分が再吸収され尿が濃くなる。 ちなみに、酸塩基平衡の調整も、集合管で行われている。

結果的に200Lの原尿は1.5Lまで減り、排出される。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
看護師転職・求人サイト比較

看護師転職サイト一覧

看護師転職サイトのメリット・デメリット
ラインスタンプ、ナース熊子さんの日常

今月の人気記事

転職・求人の人気記事

看護師通販はピュアナース