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大腸内視鏡検査(CF)

CFとは?

大腸ファイバースコープと呼ばれる装置を肛門から挿入し、大腸を観察する検査。大腸は屈曲が強く壁も薄いため、上部内視鏡検査と比べ手技が難しく、手技を誤ると穿孔する危険性がある。

大腸ファイバースコープの構造

大腸ファイバースコープ構造

CFの適応

症状から下部消化管疾患が疑われる場合に診断や治療目的で行われたり、治療経過中のフォローアップとして実施される。

症状

便潜血陽性、鮮血の下血、持続性の下痢、腹痛、腹部の腫瘤など

疾患

大腸がん、下部消化管出血、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎、偽膜性腸炎、大腸憩室、悪性リンパ腫、カルチノイド、クローン病、アメーバ赤痢など

CFの合併症

消化管出血(頻度:1%)
消化管穿孔(頻度:0.1%)

検査前の看護

検査の必要性や目的・方法を説明する
検査の部位や方法から、羞恥心や苦痛を伴うものであり、少しでも不安を取り除き、安心して検査に臨めるよう援助する。
食事の管理
大腸を食残を残さないようにするため、前日3食は低残渣食となる(どろどろした食事)。前日の夜21時頃からは絶食となり、当日は検査まで固形物の摂取はできないが、水分摂取は検査1時間前まで可能。
病院や施設での決まりがあると思うので、決まりにより、患者の食事を変更する。
内服薬の確認
定期的に内服している薬は朝6時・7時に早めに内服するか、中止する。
糖尿病薬を内服している場合は、しばらく絶食となるため、低血糖を引き起こす危険性があるため中止する必要があり、抗凝固剤や抗血小板薬は、出血の危険性を高めるため中止する必要がある。
そのため、患者の内服薬については内容を確認しておく。
前処置
緊急の場合には、グリセリン浣腸や高圧浣腸を行うが、入院中の患者に対しては前日夜に下剤を内服する。
当日には、検査の4時間以上前に2Lの下剤(マグコロールP)を200mlずつ1時間かけて内服するのが基本だが、高齢者の方に2Lを1時間で飲めと言うのはかなり酷なので、2時間くらいかけて内服してもう。
便の観察
検査当日は、何度もトイレに通うことになる。
トイレの近い部屋を用意したり、ポータブルトイレを用意するなど患者と相談し、患者の負担が最小限になるよう考慮する。
便は、最初は有形~泥状便から始まり、最終的には黄色透明になるのがベスト。
スムーズに洗腸が進めば良いが、上手く進めないことも多いので、内視鏡検査室や医師へ状況を伝えることも大切で、浣腸の追加指示が出る場合もある。

検査後の看護

鎮静剤の確認
内視鏡検査は、苦痛を伴うので鎮静剤を使用する。
鎮静剤の量や、検査後の患者の覚醒状況を確認し、医師の指示に従い、適宜酸素投与を行う。
また、鎮静により呼吸抑制や舌根沈下を起こすこともあるので、覚醒するまでモニター装着しサーチレーションモニターをSPO2値を観察する。
腹部症状の観察
大腸は上部消化管に比べ、壁が薄く湾曲も強いため、穿孔の危険性がある。
激しい激痛や、肛門からの出血の有無を確認する。
抗凝固剤を内服している患者や出血傾向がある患者では特に注意する。
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