デイサービスとは?
高齢者が自宅から通いながら、レクリエーションや入浴、食事、リハビリなどのサービスを受けることで、孤立感の解消や身体機能の維持、家族の介護負担軽減などを目的とした施設。
デイサービスの利用者は、送迎車で通っていて、施設によってサービスの提供時間は3~12時間と幅があるが、多くの施設は朝から夕方までの6~8時間が多い。
デイサービスの特徴
- 看護師以外に、介護士・生活指導員・作業療法士・栄養士など勤務している。
- 看護師は1人体制のところが多い
- 医療スタッフは看護師のみ
- 日曜、祝日以外営業しているところが多いが、土日休み年中無休のところもある。
デイサービスで働く看護師の役割
主な仕事内容
- バイタルサイン測定
- 内服管理
- インスリン注射
- バルーンカテーテル管理
- 褥瘡処置、軟膏処置
- 口腔ケア
- 利用者の送迎
- レクリエーションの参加
- 入浴介助
- 食事介助など
- 急変時の対応、救急搬送の付き添い
病院より頼りにされる、やりがいのある仕事
病院のように、専門技術を必要とされる時は少ないですが、基本的に、医療スタッフは看護師1人なので、バイタルチェックなど利用者の健康状態の管理、インスリン注射、褥瘡処置などの医療行為は看護師1人で行います。
医師もいないため、急変時の対応も看護師が中心となり他のスタッフに指示を出して動くことになるので、他のスタッフからもとても頼りにされる、責任ある立場になるため、デイサービスではある程度の経験年数が求められます。
ただ、今まで急性期などでバリバリ働いていた看護師さんの中には、医療行為を行うことが少ない分、『このままでいいのか?』と不安を抱く方も少なくないようです…。
じっくり患者さんと向き合える
一緒にレクリエーションをしたり、患者さんと触れ合う時間の多いお仕事です。 『じっくり患者さんと向き合いたい』、『慌ただしい病院勤務で今まで看護師としてのやりがいを感じられなかった』という看護師さんに向いているお仕事だと思います。
働き方は常勤・非常勤があり、日勤のみで残業もほとんどないので、子育て中、家庭と両立したいという方におすすめです。
デイサービスで働く看護師の給料
日勤のみで、残業もほとんどないので、病棟日勤と変わらない給与だと考えてもらっていいと思います。
全国平均で、だいたい手取りで20万~30万円といったところです。
もちろん大都市では、平均賃金がアップする分、給料も高くなりますし勤続年数にっても異なります。
『自分の経験年数で入職すると、実際に手取りはいくらになるのか?』『住宅手当や交通費などの手当てはどれくらいもらえるのか?』は入職前に確認しておくと良いでしょう。
また、デイサービスは単発の求人も多く、1400~2000円の高時給で、しかも勤務時間が短いので、空いた日にお小遣い稼ぎするのも、おすすめの働き方です!