看護師の履歴書【ガイド】経歴・職歴・資格の書き方

看護師の履歴書ガイド

ここでは、看護師が履歴書に経歴・職歴・資格を書く上で注意したいポイントを見本とともに解説したいと思います!

目次

学歴の書き方

看護師の履歴書ガイドー職歴の書き方

1、1行目中央に「学歴」と書く

まず、学歴を書き始める前に、1行目の真ん中に「学歴」と書き、その次の行から実際の学歴を書き始めます。

2、高校以上の学歴から

学歴は、義務教育については書かず、高校・専門学校などから書き始めます。
学校名は略さず、正式名称で記入し、学科や学部も忘れず記入しましょう。

3、年は、西暦か和暦で統一する

西暦か和暦(昭和・平成)どちらで記入してもよいですが、表記は全体で統一しましょう。
(どちらかというと、和暦で統一するのが無難です。)

次の表は、生まれた年と高校入学・卒業の年がわかる早見表です。
ご活用ください。

生まれた年高校入学高校卒業
昭和50平成3年4月平成6年3月
昭和51平成4年4月平成7年3月
昭和52平成5年4月平成8年3月
昭和53平成6年4月平成9年3月
昭和54平成7年4月平成10年3月
昭和55平成8年4月平成11年3月
昭和56平成9年4月平成12年3月
昭和57平成10年4月平成13年3月
昭和58平成11年4月平成14年3月
昭和59平成12年4月平成15年3月
昭和60平成13年4月平成16年3月
昭和61平成14年4月平成17年3月
昭和62平成15年4月平成18年3月
昭和63平成16年4月平成19年3月
平成元年平成17年4月平成20年3月
平成2年平成18年4月平成21年3月
平成3年平成19年4月平成22年3月
平成4年平成20年4月平成23年3月
平成5年平成21年4月平成24年3月
平成6年平成22年4月平成25年3月
平成7年平成23年4月平成26年3月
平成8年平成24年4月平成27年3月
平成9年平成25年4月平成28年3月
平成10年平成26年4月平成29年3月
平成11年平成27年4月平成30年3月
平成12年平成28年4月平成31年4月
平成13年平成29年4月平成32年4月
【早見表】高校入学・卒業の年

職歴の書き方

看護師の履歴書ガイドー職歴の書き方

1、学歴の下一行あけて「職歴」と書く

学歴が書き終わったら次は職歴です。
学歴の書き終わり一行あけて、行の中央に「職歴」と書きます。

そして次の行から実際の職歴を書き始めます。

2、すべての職歴を記入

現在までの職歴をすべて記入していきます。学生時代や単発のアルバイトについては記入不要ですが、他職種での就業や非常勤勤務した場合にはすべて記入しましょう。

病院名や略さず、正式名称で記載します。

所属は「●●科病棟勤務」「●●科病棟配属」と明記し、部署移動があった場合には、その部署と移動した年月を記入しましょう。

ただ、所属は絶対ではなく、職歴が長くなりそうな時は省略も可能です。

雇用形態は、非常勤・パートの場合には、「●●病院にてパート勤務」「●●病院 入職(パート勤務)」などと明記します。

3、退職理由は「一身上の都合」

退職した場合には、「一身上の都合により退職」と記入します。

転職回数が多い場合も、自己判断で省くことはおすすめできません。
正直に記載しましょう。

4、現在も勤務中の場合

現在も在職中の場合は、「現在に至る」または、●●病院入職の横に「在職中」と記入します。

すでに退職日が決まっている場合には、「現在に至る(冷和●年●月●日 退職予定)」と記入するか、職歴欄には書かず、本人希望欄に退職予定日や勤務が可能となる日を書くようにしましょう。

5、「以上」で終わる

最後の行に右寄せで「以上」と記入して終わります。

もし、運悪く1ページ目の最後の行でちょうど職歴を書き終えてしまった場合、次のページの冒頭に「以上」と書くのはNGです!

この場合は、職歴の最後と同じ行に「以上」と書くか、どこかを削って「以上」を書くスペースを確保しましょう。

もし、パソコン作成ならば、名前や住所の欄を少し小さくして、職歴の行を増やすこともできます。

資格の書き方

看護師の履歴書ガイドー免許・資格の書き方

資格は、取得した時期が古いものから正式名称で書きます。
書く資格・書くべきでない資格は以下の通りです。

書くべき資格

看護師免許

看護師・准看護師・保健師・助産師免許は必ず記入しましょう。
看護師資格の正式名称は「看護師免許」なので、資格欄には「看護師国家資格取得」ではなく「看護師免許取得」と書いた方がより正確です。

その他資格も同様に、准看護師は、「准看護師免許取得」、保健師は「保健師免許取得」と書きます。

また、この時注意して欲しいのが、年月日は、試験合格日ではなく、免許にかかれている年月ということ!

国試の合格発表は基本3月ですが、きっと免許を見ると4月●日に登録となっているはずです!注意しましょう!

運転免許

訪問看護や往診クリニックなど運転免許が採用に影響する職場では必ず記載しましょう。

運転免許も正式名称で記入するのが原則です。普通免許は「普通自動車運転免許取得」、準中型は「準中型自動車運転免許(5t限定)取得」、中型は「中型自動車運転免許(8t限定)取得」という様に記入しましょう。

専門看護師・認定看護師

もちろん専門看護師・認定看護師の資格は、看護師としての大きなアピールポイントなので必ず書きましょう!
記入する際には、「皮膚・排泄ケア認定看護師資格 取得」「がん看護専門看護師資格 取得」というように分野まで明記しましょう。

その他看護・医療に関係する資格

公式な資格・免許だけではなく、「ACLSプロバイダーコース受講」「日本救急医学会ICLSコース修了」など、看護・医療に関わる強みはどんどんアピールしましょう!

一般企業でそのような受講経験をかかれても、「???」ですが、医療関係の施設であれば、大歓迎なはずです♪

英語関連の資格

近年では海外からの観光客が病院に搬送されたり、入院するケースも増えてきています。
英検2級以上、TOEIC公開テスト600点以上であれば、十分強み・特技としてアピールできます。忘れず記入しましょう。

書かなくてよい資格

漢字検定

看護師業務に関係のない資格は不要です。

趣味の資格

これも、看護師業務と関係のないものは不要です。

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