子育て中の再就職・転職で気をつけたい５つのこと

妊娠や出産を期に退職したけど、子育てもひと段落して「そろそろ仕事を始めようかな～」というママさん、そして産休・育休を終え仕事復帰したけど、現在のの職場では仕事と育児の両立が難しく、転職を考えているママさんへ。

子供がいないときは、「21時まで残業、休日出勤なんて当たり前！」と仕事優先で動けたものの、子供がいればそうはいきませんよね…。
その分、就職先や転職先を決めるのも、簡単なことではないと思います。

ここでは、私の経験や周りのママさん看護師を見てきた経験をもとに、おすすめしたい求人や、注意しておきたいポイントを紹介していきたいと思います！

１、残業の有無

子供がいると、仕事が終わっても保育園のお迎え、家に帰れば食事の準備、子供のお風呂、洗濯などママは大忙し！
その貴重な時間を1時間でも奪われてしまえば、手作りごはんを食べさせたいけどお惣菜に…子供と遊んであげたいけどもう寝る時間…なんて生活になり、結局は仕事も育児もうまくいかない状況をつくってしまいます。

そんな状況を避けるためにも、まずは『残業なし』の求人を探しましょう！
ただ注意して欲しいのが、『残業なし！』と大々的に求人欄に書いてあっても、実はサービス残業があったり、前残業がある職場も多いことです！！
実際に『何時に出勤して何時に帰宅できているのか』をチェックすることが重要です。施設側に直接確認するか、転職サイトを通じて必ず確認するようにしましょう！

２、休みの取りやすさ

子供は頻繁に熱を出しますから、小さいお子さんをお持ちの方は、『休み』『早退』ができるかは、かなり気がかりな点だと思います。

休みの取りやすさを考えると、やはり常勤よりも、パートや非常勤勤務のほうが仕事内容や責任面から断然休みは取りやすくなります。

ママさん看護師の勤務場所としては、クリニックが人気ですが、看護スタッフが2～3名のみのクリニックの場合、1人欠員すると業務が回らなくなるため、休みがとりずらかったりします。そのため、比較的スタッフ数が多いクリニックや病院の外来、病棟での非常勤勤務がおススメです。
また、他にもママさんスタッフが活躍しているの職場では、もし休んでも『何かあったときはお互い様』という感じで、嫌な顔をせずにカバーしてくれるので、その点も一緒にチェックしておきたいですね。

３、院内保育・託児所の有無

子供を預けながら働く場合、便利なのが院内保育・託児所がある医療施設です！
なんて言っても職場が近く、送り迎えが楽。そして急病でもすぐにお迎えに行けて、そのまま受診もできる。保育料も民間に比べ安いので、子供が小さいうちは是非利用したいところです。

しかし、残念ながら院内保育・託児所があるのは大きな病院ばかりで、クリニックや介護施設にはほとんどありません。
そのため、民間の保育園に預けるというママさん看護師も結構多いんです。しかし、入園までに就職の目途が立たないといけなかったり、入園自体難しい、職場から離れている、お迎え時間が18時までなど…考慮しなければいけないこともたくさんあるので、就職先と並行して保育園探しをしなければいけません。

４、育児に理解のある職場(上司)か

これは、『２、休みの取りやすさ』にも関係してくるところで、チェックしておきたい方も多いのではないでしょうか。
スタッフや特に上司に理解がないと、子供の急な病気でも休みがとれなかったり、負担の大きい業務を押し付けられることもありますから、家庭と育児とを両立するためには、ここはやはり重要なポイントになります。

しかし、「子育てに協力的です」なんて求人欄に書いているわけではないので、わかりずらい点でもあります。そのため、就職や転職先を探す時には、その職場に『子育て中の看護師がどれくらい働いているのか』『子供が同じくらいの年齢のママさん看護師が部署にいるか』『離職率は高くないか』を確認して、間接的に育児しやすい職場かどうかリサーチしましょう。

逆に、独身看護師ばかり、ママさん看護師はいるが子供が大きい…という職場は小さいお子さんをもつお母さんには働きにくい環境なのかもしれません。

病院見学でもスタッフに直接聞いて確認できなければ良いですが、聞きづらければ看護師転職サイトを通じて確認してもらうことも出来ます。