AEDの使い方

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目的

心室細動や無脈性心室頻脈を洞調律に戻すために行われる。

AEDの必要性

心室細動を起こした場合、1分経過するごとに7~8%救命率が低下し、9~10分で生存率はほぼゼロとなる。

そのため、1分でも1秒でも早い除細動が必要となる。 救急隊が到着する前に、あるいは医師が到着する前に、その場に居合わせた人が使用できるように作られた医療機器であり、救命のためにとても重要な意味合いをもつ。

看護師が医師の指示なしにAEDを使っていいのか?

『看護師がAEDを医師の指示なしに使える』という取り決めが施設内・院内で明文化されていることが条件となる。 もしそのような書面がなければ、医師法上は電話でもいいので医師の指示をもらう必要がでてくるため、院内で統一した決まりを作り、明文化することを望ましい。
もし、明文化されていないのに、看護師が実施すると『反復の意思のある処置』とされて医師法にふれる可能性さえあるので注意が必要!

AEDの使い方

  1. AEDの電源ボタンを押す
    AEDの電源ボタンを押すイメージ
  2. 音声指示に従い、電極パットを胸骨右縁上部と、左乳頭下部に貼る。
    それぞれのパットには、貼る位置が絵で示されている。
    ※この時、汗があれば拭き取り、患者が身につけている貴金属はすべて外す 。
    AEDの使い方2,胸にパットを貼るイメージ
  3. 音声指示に従い、患者から離れる。
    胸骨圧迫とBVMでの換気も一時中断する。
    AEDの使い方3,心電図解析中のイメージ
  4. 音声指示に従い、ショックボタンを押す。
    ショックボタンを押す人は、周りの人が離れるように声をかけ、 頭の先からつま先まで誰も触れていないことを指差し確認する。
    AEDの使い方4,ショックボタンを押すイメージ
  5. 360Jの電気ショックが流れ、患者の体が衝撃で動いたら、ショック完了。 すぐに胸骨圧迫を再開し、BVMの換気も同期して再開する。
    AEDの使い方5,ショック後のイメージ

※AEDは2分おきに自動解析を続け、必要時にショックがかかる仕組みになっているため、パットは一度貼ったらそのままでOK。

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