目次
血糖測定とは?
血中のグルコースを測定する検査。
目的
- 糖尿病の治療効果、治療の経過観察のため。
- 血糖値測定により適正なインスリン注射を行うため。
- 低血糖症状を呈する患者の、簡易診断のため。
必要物品
- 測定器(デキスター)
- 専用チップ
- 穿刺具・穿刺針
- ディスポ手袋
- 酒精綿
- ハザードBOX
血糖測定の手順・手技
- 患者に目的を説明し同意を得る。
- 物品を準備する。
- 測定器にチップを差し込む。
- 穿刺部位(耳朶または指先)を消毒して、完全に乾かす。
- 穿刺具の保護キャップを外す。
- 血行を良くするために穿刺部位をマッサージする。
- 穿刺具を利き手の第1・第2指で持ち穿刺部位に押し当てて穿刺する。
- 穿刺具をハザードBOXに捨てる。
- 直径2.5mm~3.0mmの球状を目安に、軽くつまんで血液を出す。
- 専用チップの先端を血液につけ、吸入させる。
- 十分な血液量吸入が終わると、測定器が『ピッ』とブザーで終了を知らせてくれるので、それまで血液を吸入させる。
- ブザーがなったら、6秒のカウント後、測定結果が表示されるため確認する。
- 穿刺部を酒精綿で圧迫し、止血を確認する。
- チップは、測定器横のレバーを下げてそのままハザードBOXに捨てるか、手袋とまとめて捨てる。
- 患者へ測定値と終了を伝え、身の周りを整える。