「生体に対する侵襲あるいは侵襲に対する生体反応の結果、重要臓器の血流が維持できなくなり、細胞の代謝障害や臓器障害が起こり、生命の危機に至る急性の症候群」 と定義されている。
つまり、なんらかの原因によって、生きるのに必要な血液を細胞が受け取ることができず、死に直面している状態。
これらの症状は交感神経の働きにより、末梢血管の収縮により起こる。
冷汗も、交感神経が汗腺広げるために発汗する。
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収縮期血圧(mmHg) | >100 | 80~100 | 60~80 | <60 |
脈拍数(/分) | <100 | 100~120 | 120~140 | >140 |
BE(mEq) | -5~+5 | ±5~10 | ±10~15 | >±15 |
尿量(ml/h) | >50 | 25~50 | 0~25 | 0 |
意識状態 | 清明 | 興奮~ 軽度の応対遅延 |
著明な 応対遅延 |
昏睡 |
各項目の合計点が
0~4点:非ショック
5~10点:軽度~中等症ショック
11~15点:重症ショック
と評価される。